現在の目標として、しゅけべなゲームで生計が立てられるかとりあえず作品作って販売してみる、というのを掲げて関連する必要な部分の勉強をしています。
そのために習得まで時間のかかるイラスト技術からやりはじめたところ、先月ほぼ毎日続けすぎて飽きるという問題が発生したので、先月から本日まで、スーパー読書タイムしつつ遊んで英気を養ってきました。
じゃあなにを身につけたら生計立てられると思ってるのかっていう部分を今更ながら可視化するんですけど。
■ゲーム制作技術
・イラスト
・シナリオ
・サウンド
・プログラム作成
・しーえんやつぶやきツールなどでの広報(?)
■事業周り
・自営業(個人事業主)としてなにをしなければならないかの把握
・開業届
・事業所得把握用の経理のやり方
・確定申告のやり方
・受けられる控除や可能な節税方法
・厚生年金の代わりのiDeCoとか小規模企業共済制度などの把握
・健康保険→文芸美術国民健康保険組合へ切り替え
ざっくりですけど、この辺をわかっていれば、土台部分の知識があるってことになるんじゃないかなあと。
で、絵を描きながら不足してるなあとぼんやり思っていた、経理の知識とプログラム作成の知識を基本的な部分だけでも頭に叩き込むために読書してたんですよね。
プログラムに関してはゲームメカニクス大全をはじめにゲームを動かす技術と発想や、社畜時代に近所でやってたフリマで買った(あくまでプログラムってどう流れを作ればうまくいくのかだけ知りたかった)Delphiによるプログラミング入門と現在進行系で同じ()内の理由からフリマで買った美しいCプログラミング見本帖を読んでます。
昔フリーゲーム4本作りましたけど、基本システムの流用だからしたいことをそこにあるものでできるようにすることだけしかできないんですよ。
だからまあ0から自作するってどういうこと? ってところで止まってしまったわけです。
読み終わった3冊から出た現状の結論としては、
・自分がどんなシステムなら面白いと感じるのか常に考えてみる
・メモリ不足が一番怖いから、その辺軽減する処理ができるとグッド
・プログラムを理解する基本的かつ最も良い方法は、プログラムの計算過程、つまり計算の進行につれて変数の値が変化する様子を追うこと
・事前判定ループと例外に対する処理を忘れるとえらいことになる
・数学の公式と似たようなもんでとりあえず似た組み方を見て学ぶ
事業周りというか、主に経理に関してはプログラムよりも初心者どころかなにもわからない状態だったので、基本の基礎から学ぶべきだと判断し、技術評論社のフリーランス&個人事業主のための確定申告とCWSのフリーランスのための青色申告という本を手始めに読んでました。
(その他に例の70%OFFで決算書の読み方とか会計の地図とか確定捻出年金とかiDeCoとか節税の方法とか経費になる領収書についてとか簿記2級とかコンテンツマーケティングの本とか買いましたが、基本の基礎というより基本の基礎からの派生だなと思ったので、基本を把握した後で読もうと思って積ん読状態にしてあります。そろそろ読む)
会社を退職してからのやらなければならないことから開業までの間にすることという超知りたかったことをはじめに、会社ってこんな面倒くさいことを社員の代わりにやってくれてたんだなとあんなクソみたいな会社なのにちょっと感謝の念が湧いたり、作品がいっぱい売れた! で止まらず、きちんと回すやり方だったり、長く続けていく方法までざっくりとこの2冊で把握できました。片方だけじゃだめで、両方読んで過不足なく基礎が頭に入りました。
もっと軽く全体的な流れを把握するならなにかいい感じの本あったっけなーとふと本引き出し見てみたら、社畜時代に買ったメディアワークス文庫のそろそろ会社を辞めようかなと思っている人に1人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか、という本がありました。そういやこの本はもっとざっくりと簡単に会社辞めてからの流れを書いてたなってことで備忘録。
余談ですけど、これ普通に会社に持ってって昼飯食ってるときに読んでましたね。当時は上司の立場に私がいずれなるんやろうなと思いながら仕事してたので、本気で会社辞めて好きなことで自立しようなんて微塵にも思ってなかったんですけど。でもまあ入社初日からアレなとこだったから、無意識になんとなくやりたいことに向かってのろのろとはいえ歩いてたんだろうな。お絵かきチュートリアルって本、2ヶ月前にやり終えたじゃないですか。あれも社畜時代にやる時間ないのにふらふらと買って積ん読状態にしてた本でしたしね。身体は無意識に自営業を求めていた……?
イラストはとりあえず今持ってる教本をやりつつ、誕生日に買ってもらったポーズ集見て練習しつつ、商品に使える絵をそろそろ作り始める感じかな。
サウンドは商用利用可のとこから借りてくる予定ですが、これもなぜか社畜時代に目が合ったから買ったいちばんやさしいプロファイル式作曲入門という本を買っておりましてですね……。楽譜や音符がわからなくても、CD聴く環境と曲を打ち込む手段があればなんかできるっぽいので、その他の身につけるべき知識と技術が一段落したら手を出してみようとおもいます。
ところでイラストだと支部とかそういった場所にぽいっと出せますけど、こういったサウンドの場合ってなんか気軽に出せる場所ってあるんですかね? せっかくならまあ恥ずかしいけどどこかに出してみたさ……。
シナリオに関しては、いやほんとこれ致命的なんですけど、昔小説書いてたくせに、シナリオ作るの苦手なんですよ私。実は。
じゃあ昔どうやって書いてたんだよって話になるんですが、あれね、適当に書いてた。勝手に文章出てくるから、きゃっきゃしながら書いてた。本当にそれだけだった。
なので、SAVE THE CATの法則読んだんですよ。
要はお話の組み方、必要な(外したらいけなさそうな)要素ってなんだろうと思って。
この本、火星の人とかハリポタとかいろいろな本の事例を出して説明してくれるので非常にその辺わかりやすく理解できて良い本でした。
相方が世界観とシナリオ(地の文)作ってくれるって言ってくれたので、言質も取ったので、この知識をシェアしつつ、こうしたいという思いついたネタを片っ端から投げつけつつ、改めて企画書込で作り直そうとしています。
休職直後は、休んだら復帰するぞ~と思っていたんですが、復帰したとしても弊社は女性は結婚して産休とかで普通に長期間いなくなるから役職につかせる気はないと言われてたし、ぶっちゃけ長く勤めてもらうより1年位で辞めてもらって新しい人をまた1年位雇用する形態のほうが人件費安く済むんだよねと退職勧告受けたり(てかそれだと今上司やってるやつが定年退職の年齢になったとき後釜どうすんでしょう? 本社から異動?)、労災下ろしたときも労基に目をつけられるからやめろやと言われるわ、上司は頼りにならないから当時の採用担当に手取り足取り教えてもらいつつ仕事覚えたなあってしみじみ振り返ってたんですけど、こうして今後の生計の立て方を学びつつ改めて振り返ってみると、弊社クソだな。
今後会計とか簿記とかもっと経理周りの知識つけたら、ちょっと弊社の決算公告ってどうなってるのか見てみるか。株式は絶対に出さなければならないので。
なかった場合は上場企業は有価証券報告書を提出するから義務の免除あるし、それだと思って諦めるか。
実のところこの勉学タイムにはタイムリミットがあるので、のんびりとはやってられないんですが、スキルが身についてきてるなって実感したときは報われたなというか、救われたなというか、ほっとします。
今日も生きるぞ。