以前、休職する直前、本が読めなくなったって話は何回かしてますが、もう一つ深刻な状態になってたものがあったのを思い出したので、備忘録。
弊社に入社する前に、よく某つぶやきツールで目にした言葉があります。
趣味と仕事を両立できなくなったら、仕事を辞めなさい。
この言葉、最初はいまいちぴんとこなかったのですが、何となくずっと胸にあって、一応もし辞めるとなった時の判断材料の1つくらいにはしておくかーと軽い気持ちでずっと覚えていました。
思い出してみれば休職に至るまでにずっと楽しくやっていたことがどんどんできなくなってました。
最初に絵が描けなくなり、次にオンラインゲームの類ができなくなり、ソシャゲの類ができなくなり、編み物ができなくなり、漫画も読む体力がなくなり、Switchなどの据え置きゲームも体力がなくなり、最後本が読めなくなりました。
未だに就職する前、依存ではなく、心から好きだと思えることがなんだったのか、思い出せないでいます。
道具や作品がある以上、絵を描いたりゲームが好きだったという記憶はあるのですが、気持ちのほうが消えてしまい、どんな感じだったのかわからないんですよ。
モンハンとかポケモンとか、過去作品のプレイ時間なんてものすごいことになってるのに、どうしてそこまでやり込むほど面白かったのかなと。絶対面白いからそこまでやってたんです。なのに思い出せない。
代わりに仕事が楽しい、と当時は思ってました。とりあえず会社に9時間行けば給料はもらえますし、実際仕事自体は面白かったですよ。
でも私のすべてを捧げてまでするものじゃなかったです。
病院の先生から休職宣言もらうまでやるのは普通じゃなかった。
だから守ってくれた先生にはかなり感謝してるんですよね。
ただ後悔してるのが、仕事のほうが楽しいからと今までの好きをないがしろにして忘れてしまったこと。
ちょっとしんどくても、自分の好きは大事にするべきです。
あとここが切れてなくなってしまったらおしまいになるような構図は避けたほうがいいです。一極集中するとそれがなくなったとき無になります。軽めでいい感じの依存先になる趣味を複数持つべきです。
幸い(?)昔は色々なことに興味を持っていたので、羊毛フェルトとか御朱印集めとか、鉱石集めとかエクセルいじりとか、以前の私はこんなことしてたっけなーというのを思い出しながら、ああそういえばこんな感じだった、とひとつひとつ感覚を思い出す作業をしています。
毎日ちょっとしか進まないし少し疲れるけれど、社畜時代よりは充実してるなと感じています。