酒は人生の潤滑油だな。
そう思う昼の休憩。
ラム酒の入った父お手製のパウンドケーキが身にしみる。
この程度では一切酔わないが、やはり昼間っから酒を摂取し仕事に望むというのは気分がいい。ダメ人間と言われても否定はしない。
それはそれとして昨日から腹具合がよろしくない。ストレスは特に感じていないが、原因はなんだろうか。
周りと比べて作業スピードが遅いのを実感している。
同僚は私よりも年数積んでる分、当然経験がある。それでも同時スタートでかなりの差がついてしまうのは、悔しいし悲しい。
今日の仕事量はSが結構多く、Aはそこまでだ。しかし今回のSは顧客が個人なのもあって面倒くさかった。なんなのあの数。
上司もちょっと面倒臭そうな相手でした、と述べるくらいだ。いや、述べる前から来た仕事を見てなんとなく察していた。もう1つの案件は微笑ましかったというのに。
「お客様は神様だよ」
父に愚痴をこぼすとそう帰ってきた。違うぞ父よ。それはこちら側が言う言葉であって、客が言う言葉ではない。
なんだかんだで疲れているんだなと、この文章を打ちながら感じている。
先程からあくびが止まらないし、クラロワの日課も面倒くさくて途中で切り上げた。
明日あたり、白い服を3着と、蚊取り線香と、不器用な私でも扱えるライターを買ってこなければ。